ゆきんことチビ太の日々徒然

手芸好きのゆきんこと、やんちゃ坊主のチビ太、料理好きの夫氏によるどたばた日記です。

チビ太誕生のお話。④誘発分娩

赤ちゃんは大人より体温が高いから、

基本的に大人より-1枚で良いと言われていますが

自分が寒いと思っているのに、それより少ない枚数しか着せないなんて

ちょっと可哀想に思えてつい厚着させたくなります。

自分はパジャマ一枚なのに

チビ太はインナー、あったかパジャマ、スリーパー。

一緒に寝ていて私が寒いので毛布も同じだけかけちゃう。

暑そうなのでスリーパーは着せたり着せなかったりですが…

うーん、難しい。

 

 

昨日の続きです。

予定日超過のため入院し、誘発分娩をするためバルーン挿入したところ、

偽陣痛らしきものがありながら一晩を過ごしました。

朝には痛みも遠のいて、シャワーを浴びて再び陣痛室へ!

NSTをお腹につけながら、朝ご飯を食べます。

つい動いてしまうので、装置がずれて助産師さんが何度も来てくれました…

陣痛室のNSTはナースステーションに繋がっているのですね

も、申し訳ないです。でも食べるしかない…

そして朝ご飯に納豆がついていたのですが

さすがにこの後、歯を磨きに行くこともできないし諦め。

牛乳出たー!と思ってうきうきしていたのですが、

回診で油断している間に朝食を下げられ、牛乳没収でした。残念。

この時痛みはほぼなし。あれー

でも先生曰く「うん、7割がた成功かな」

子宮口、未だ2センチ!

そんなに居心地いいのかー!チビ太ー!

今回は一つのバルーンで効果あり、成功だったようですが、

いまいちの場合はバルーンを追加するらしいです。ひぇ…

 

9時 回診、誘発剤の点滴開始。

30分毎だったかな?に点滴を増やしていくそうです。

 

10時 旦那氏、立ち合い出産のため病院到着。

なんとなく生理痛くらいの痛みなので、二人で暇を持て余す…

スマホゲームしている横で買ってきてくれたスムージーを飲んだり。

ちなみに!この時に買ってきてくれたのが

コンビニのスムージーと、タピオカドリンク。

確かに両方とも私が好きなやつ!でも陣痛中は不向きだよ!

横になっても飲めるようにペットボトル用ストローやスポーツドリンク、

飲みやすいウィダーを事前に用意していたので事なきを得ましたが…

私の好きなものを用意してくれる優しい旦那さまですが、

ちょっとずれてしまうのです(笑)

 

11時 ひどい生理痛くらいの痛みになり、

それでも笑いながらNSTモニターの見方を説明したり。

 

12時 そろそろしんどくなってくる。

点滴量が増えるほど、当然ながら痛みも間隔も短くなっていくので、

助産師さんが来てダイアルをひねるのが恐怖です。

せっかく昼ごはんが運ばれてきたのですが、

この時の陣痛間隔は6分ほどで、痛みがない間に起き上がれず食べられませんでした。

 

14時 痛みで苦しむ私と、どうしてよいのか分からない旦那氏。

外で待つ私の母にラインで実況報告していて、私イライラ。

スマホ触るな!私をさすれ!

まぁ、旦那氏の気持ちもわかるので黙ってましたが。

見かねた助産師さんが支持してくれ、ようやくさすったりおしりを押したり。

「タピオカ飲む?」「スムージー飲む?」

と、気遣ってくれるのですが私の心は

「んなもん飲めるか!いいからそこにあるビタミンガードをくれ!」

と激おこです。言いませんけど。

「ふ、普通の飲み物がいい…」くらいです。

 

15時 もはやパニック。

陣痛の痛みは耐えられても、内診のたびに呼吸が乱れて悲鳴が出る。

押して!こっち、もっと上!と指示するくらいにはキレ気味。

でも「痛すぎてキレそう…」と冗談言えるレベル。

悲鳴を上げると呼吸が乱れて痛みが抜けないので、

呼吸することに専念する。

旦那氏の「吸ってー吐いてー」のリズムが早すぎて、

またもキレそう。

今!吸ってるところなの!!

「ふーって言って、フーって!!」

痛くて不安で、でも助産師さんが声をかけてくれると、

指示通りに呼吸できて楽になるので早く来てほしい。

でも30分おきに来るたび、点滴量は増えていくので痛みも増す。

「もう要らなくないか!?」と内心きれてました。

 

内診中、談話室で待機している私の母(立ち合いは旦那のみの病院でした)に、

飲まなかったタピオカをあげてくるという旦那氏。

「行かないで、そこにいて、一分でも離れないで」

「すぐそこだよ?内診中に戻ってくるって」

「やだ絶対いかないでそこにいて」

と、必死で引き止めました。

だって、陣痛中おしり押してもらわなきゃ無理なんだもん。

内診終わって入れ替わりの瞬間だって一人になるとか耐えられない…

押し続けて疲れてきている旦那を休憩させたいけれど、

痛すぎて辛すぎて離していいよ、とは言えない。

必死すぎる私にさすがの旦那も心配になったのか

「分娩室まで行こうか?」

と申し出てくれました。

また別の機会に詳しく書きますが、

もともと旦那氏は立ち合い出産を拒否していました。

それがこの発言になるくらいの必死さ…

 

痛い、と言うよりは休憩時間がほぼ無くなり、

痛みが続いて終わりがないように感じるほうがつらかったです。

痛み自体は、もともと生理痛が吐くほど酷かったのでどっこいでした。

その時は調べていかなかったのですが

誘発剤を使ったほうが急激に陣痛を起こすため、痛いとか?

でもこの痛みの中で自宅などから車で移動して病院へ

なんて考えられなかったので計画入院で良かったと思います。

病院なら、とりあえず安心だもんね。

 

ちょっと長くなったのでここでまた続きます。

次こそ産まれる!