チビ太誕生のお話。⑫授乳室の主
チビ太メンタルリープ中につき、
できる事が日ごとに増え、そして狂暴化しております。
三回食ヒィヒィです。
昨日の続きです。
誕生の話、最初からはこちら
産後入院生活についてはこちらから
- 産後二日目、午後
面会時間になり、旦那と実母がやってきました。
チビ太寝ていたりするので、割と平和です。
寝てていいよ、と言われるのでそのまま寝てたりします。
えー書き忘れているのですが、
産後なので体中とても痛いです。
特に会陰がとてもとても痛くて、座るにももぞもぞもぞもぞ
動作はとてもゆっくりになります。
座っているのはつらいので、常に横になりたいのです。
「昨日の夜は寝れなかったんだよー」
なんて話をしながら、授乳したりオムツ変えてもらったり。
旦那氏、初のオムツ変えはウンチでした(笑)
親子学級で一応練習しておいたので、ちゃんとできました。
関係ないぜ!ってパパも、そんなこと言ってないで出れるものはすべて出席すべきです。
せっかく教えてくれるんだから。
習う機会なんてそんなにないからね。
やってるのと、やってないのじゃ、全然違いますよ。
「犬とか鳥の世話してるからか、新生児のなんて全く抵抗なかったわ」
だそうです。素敵。
- 産後二日目、夕方
この辺りから、ぐずぐずしはじめる。
授乳してもオムツでもダメなので、ただただ抱っこ。
私は横にならせてもらってます。
抱っこして揺れていればどうにかなるので、ありがたい。
そして夕食が運ばれてきて、見てくれている間に完食。
産後食はとっても量が多いです。毎回どんぶり飯です。
しっかりカロリーとれよ!って意図が伝わってきます。
このどんぶり飯感覚がいまだに続いているので、
授乳回数が減ってきた今ではそろそろ修正しないとやばいぞ、となっています。
- 産後二日目、夜
面会時間が終わる前に歯磨きやトイレを済ませ、寝る支度を終わらせます。
昨日学びましたので。この後に備えます。
面会時間終了、お見送りしたまま授乳室へ向かいます。
お察しの通り、そのまま授乳、置く、泣く、授乳、置く、泣くを繰り返し
軽く日付を超えていきました。
特筆することもなく、ただただ授乳室の主と化し、
授乳を繰り返し、ソファーの一角を占拠し、座面を温め続けます。
時々は授乳室から出ようと試みているので、
たまーに位置が変わりますが、すぐさま戻ってきます。
授乳室から病室までが遠いのが恨めしい…
体重は計るのもむなしくなるほどゼロばかりです。
- 産後三日目、午前2時
見かねた助産師さんが、ミルクを提案してくれました。
そしてようやく落ち着いて、病室へ…
戻れませんでした。
一瞬部屋に入ったものの、水分補給程度でまた授乳室へ…
陣痛時の水分補給用にと、旦那がちょっと良い蜜柑の飲むジュレセットを
取り寄せてくれていたのですが、
食べ比べなのに比べる間もなく握りつぶして水分補給です。
トイレもまともに行けません…
そしてまた授乳室の置物になっているところを先ほどの助産師さんに発見され
「添い乳してみよう!一緒に病室行こう!」
と、ついてきてくれたのでした。
添い乳って、今は窒息の危険からダメって言われてるじゃないですか。
うつ伏せ寝もそうですし。
つい最近も、産院で、助産師指導の下の事故ありましたよね。
お母さんの上にうつ伏せに近い状態でタオルで固定して、
寝てしまい、2時間後に気づいたら…でしたっけ?
もちろん私もそれが怖かったので、本当にやるの?
って戸惑ったのですが、とりあえず挑戦だけはしてみようと。
ベッドに横になり、助産師さんがチビ太を添い寝させ、倒れないようにタオルを挟んでくれました。
あ、ちなみにここまでチビ太は泣いていません。
なんだよ!授乳室出れるんじゃんよ!!!
「赤ちゃん寝るまで頑張ってね~」とさっそうといなくなる助産師。不安…
なすがまま、添い乳をします。
寝てはいけないと、目をカッと開いてこらえます。
が、睡眠不足ですからね。
横になればもうだめです。
数分で睡魔が襲ってきて、ふーっと意識が遠くなりました。
カクッとなって目が覚め、血の気が引いたのを覚えています。
こ、こんなの怖くてできるか!!!!
潰すわ!チビ太より先にこっちが寝るわ!
でも、隣で一緒にいると安心するのか、ほんの少しの間でしたが、
ベッドで横になって休むことができました。
そしてそのままベッドの上で、今度は座って授乳したり。
ただそれだけでもほんの少しは違いました。
この時の助産師さんの対応は、いろいろ思うところがありますが
一つの提案として、助かったと思っています。
ちなみに、首すわりも何もとっくに終わった9か月の現在では、
夜間はがっつり添い乳です。
まずベビーベッドで寝ないですし、
余裕で自分で体勢変えますからね。
ただ最初はとても怖く、寝返りができるようになっても
(ちなみに2か月になる直前でした)
首が座り始めても、窒息や乳児突然死症候群が怖くて
うつぶせ寝のままにはできませんでした。
寝返りができるようになると、そっちの方が落ち着くのかすぐうつ伏せになるんです。
そのたびに裏返して、起きる。
なので夜中はうつ伏せになって寝てしまうと、
こちらは寝ずにじーっと座ったまま寝入るのを待ってから表に返していました。
なので授乳後軽く一時間とか起きていたので、寝れない日が続きました…
寝不足って、本当にしんどいですよね…
世の中のママさん、特にまだ頻回授乳のママさん、お疲れ様です。
まだもう少し、お話続きます。
長くなりましたのでまた今度。